情報理工学部再編へ 1学科7コース制に【紙面より】

 情報理工学部は、2017年度から1学部1学科制に移行、新たに7つのコースを新設する改革を行う。ICT(情報通信技術)は学部が開設された14年前から急速な発展を遂げた。複数分野の知識が求められるようになったため、現在の4学科を1学科に統合して組織に柔軟性を持たせるのが狙いだ。

来年度から導入されるコースは「システムアーキテクトコース」、「セキュリティ・ネットワークコース」、「先端社会デザインコース」、「実世界情報コース」、「画像・音メディアコース」、「知能情報コース」、「情報システムグローバルコース」の7つ。1回生前期にコースを選択し、後期から各コースに配属される。

 グローバルコースはICTを英語だけで学ぶコースとし、特定の領域を対象とせずに情報分野を横断的に学ぶ。日本語基準の6コースにおいても基礎科目については日英両言語での受講が可能だ。

 ICTの分野は国境のない技術であるため、同学部では開設時から外国語教育を英語専修としてきた。独自の海外研修プログラムを実施し、海外研修への参加者は年間100名程度である。来年度よりプログラムの見直しを行い、年間200名を目指すという。

仲谷善雄学部長は「ICTの進化により、単一技術の知識だけでは対応できないことが増えた。7つのコースに細分化したことでよりきめ細やかな指導ができ、学生はそれぞれの専門性と融合型の知識・技術を培える。グローバルマインドを持ち、ICTの技術で新たに世界を切り開ける人材を育成したい」と話した。(吉武)